神仏

神国日本 (ちくま新書)作者: 佐藤弘夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/04メディア: 新書購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (33件) を見る神国日本 p15:1937年文部省刊行「国体の本義」→「国体を明徴にし、国民精神を涵養振作」するために…

偽書の精神史 (講談社選書メチエ)作者: 佐藤弘夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/06/10メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 16回この商品を含むブログ (13件) を見る偽書の精神史―神仏・異界と交感する中世 p64:伊勢神道は経済力を付けた「外宮…

ヨセフス研究II−ヨセフスとキリスト教 ・フラウイウス証言: 「さてそのころ、イエースースという賢人が・・・・あらわれた。・・・彼(こそ)はクリストスだったのである・・・」(古代誌18・63-64) これが「イエス=キリスト」に関する「唯一」の聖書外証…

ヨセフス研究I−ヨセフスとユダヤ戦争 ・マサダの集団自決は「シカリオイ」か「ゼロータイ」のどちらか一方なのか混成なのか解らないが「同胞の殺害略奪」に対する「ならず者の最後」で因果応報の当然の報いとするのがヨセフスの主張、とにかく強烈に憎悪し…

*闘争的メシア ・ダビデ(「偉大なる指揮者」の意)=エルハナン・ベン・エサイ 小作人はローマに農産物税として25%、その残りに最大22%の神殿税を納めていた。 タムルード:真のユダヤ人は娘を「土地に縛り付けられた人=ガリラヤの小作農」に嫁がせ…

神仏習合 日本の神祇信仰は八百万の「自然神」から祖先・氏神(産土神)の「人格神」に移行した後も多神教で、超自然の力を借りて目的・願望を成就せんとする呪術をその柱とし、呪術の根幹をなす祈祷は「現世的祈願」である。素朴な心・正直な心に基づく信仰…

イエスという男 第二版 増補改訂: 1世紀のユダヤ人歴史家ヨセフスの書物の中には20数人の異なったイェホシュアが登場する。 「下請け取税人=レビ」と「取税人の頭=ザアカイ」を同様に扱わないのは「税務署の非常勤職員(低賃金アルバイト)」と「税務…