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地球温暖化―埋まってきたジグソーパズル (シリーズ・地球と人間の環境を考える)

６１：縄文海進：１万年前に気温が上り海面は100mと急上昇したが、厚い氷河に乗られていた地殻はこの重石が溶けてからゆっくりと上に上り続けた。
８２：シュミレーションには調節できるパラメータがないのが最も良くて、パラメータが１つなら許せるが、２つは怪しい、３つは論外、多ければどんな結果でも出せるからだ。
８８：ＱＢＯ＝「赤道成層圏東西風準二年周期振動」
１３３：熱塩循環＝塩分濃度差が海洋循環の駆動力：熱塩循環維持には２兆ワットのエネルギーが必要だが、月の潮汐力で海底に生じる摩擦熱は１兆ワット位、風のエネルギーを合せると賄える。
１６２：小島紀徳『二酸化炭素問題のウソとホント』
１８０：二酸化炭素を減らす為に原子力に頼るのは辻褄が合わないし、経済的にもおかしい。
１９５：米本昌平、曰く”世界がこの良性の恐怖から当分醒めないことを望むのみ”、”来世紀になって地球温暖化予測が誤りであることがわかったとしても、後世に残るのは省エネルギーや公害防止に対するノウハウとその装置の山である。地球温暖化問題とは、将来の世代にとって、何と幸いな脅威であろう”