http://www.ngcjapan.com/explore/2blddp0000003etm.html
スペース・ミステリー 「エイリアンを探せ!」
・衛星イオは楕円の周回軌道上で木星の引力により自身が伸張・収縮を繰り返す摩擦熱で活火山があるほど内部に熱が潜む。
カリスト・ガニメデ(20Km)・エウロパ(15Km)の厚い氷の下には海がある。エウロパには地球規模2倍の海がある。
土星の衛星エンケラデスでは2005年カッシーニにより地表から数百Kmの高さに噴出す「間欠泉=湯気」が観測されている。
・タイタンには液化天然ガス(メタン)の湖が無数にあり、メタンの雪が降る。2酸化炭素も観測されている。40億年前の地球もタイタン同様メタンの惑星だったが、水に交代した。
・メキシコ沖海底のメタンハイドレードには2.5cmサイズのムカデ似の生物が棲息するが、この虫はメタンを養分にするバクテリアを餌にしている。
チェルノブイリ近辺の高濃度放射線汚染地域の水溜りには放射能汚染物を餌にしている微生物が棲む様になっている。
・金星の大気は硫黄を含んではいるが雲(水)があるので涼しい。

スペース・ミステリー 「彗星、地球へ」
・彗星は太陽系の恒星や惑星になれなかった残り物が「カイパーベルト」と「ボールドの雲」に集結した「水・塵芥・炭素・2酸化炭素・アンモニア」からなる「汚れた雪球」
・1986年「ジオット」の観測で予想されてはいたが、370Kgの衝突体を当てたところのテンペル1号彗星は「軟らかい」らしい。また進路変更が少し期待されていたがコースは変わらず。
・2010年探査機「スターダスト」はテンペル1号に接近し「ディープインパクト」の衝突跡を調査する。
・綿(繊維)は衝撃を吸収して衝突の痕跡が残らないが、「ワタアメ」は吹き飛ぶ。彗星が硬くないとしたら、衝突体を当てても進路変更は出来ない。

どうやら、常連メロシュ氏は出番が無くなった様だ。