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- 作者: 竹内誠
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2002/11
- メディア: 大型本
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・唐人お吉:斎藤きち(17歳)=三夜、さよ(17歳)=5ヶ月、りん(18歳)=2ヵ月半 で「きち」はハリスに嫌われた(チェンジ)模様
・沖田総司:「隊中美男五人衆(男色サイドの尺度基準?)」には入っていない、「剣士沖田総司(1929)」の月形陽候か「新撰組血風録(1965)」の島田順司で美男剣士が定着した。
・生類憐みの令:真の目的は鉄砲狩り
・服部半蔵:三河以来の譜代家臣で「伊賀者」担当の旗本
・長谷川平蔵:自己宣伝・売名行為に長けた小ざかしき性質
・大岡越前守:「大岡政談」全87話中25話は大岡時代以前の中国・日本の故事説話が由来で「実母継母争論」は宋代の「棠陰比事(1207)」、「石地蔵吟味」は「包公案」、京都所司代板倉勝重・重宗親子の事蹟集「板倉政要」からの翻案多数、「天一坊」は勘定奉行の稲生正武、「直助・権兵衛」は北町奉行の中山時春が担当した。実際に越前守が担当したのは「白子屋お熊」ただ1話。
・屋敷の門札・役所の標札は明治時代まで存在しなかったので、訪問には「切絵図」が必須。
・湯屋では洗髪禁止、自宅で洗うしかなかった。
・お白州は屋内か屋根があった。
・江戸城天守閣:1657年に焼けてからは再建されたことは無い。