サイエンス未来形2ー5
・抜毛症:ユタ大マリオ・カペッキ:Hoxb8遺伝子を欠くマウスは過剰な毛繕いをする。この変異体マウスと正常マウスを同衾させると他者の毛繕いまでするので解る。人も同じなら遺伝子操作で治癒か?
ナルコプレシー犬:ジェリー・シーゲル:人は笑いがキッカケで起こるナルコプレシーはイヌにも見られる。このイヌは餌を見て興奮し脱力発作を起すが、覚醒を保持する神経伝達物質オレキシン」が欠乏している。現在のデキストロアンフェタミン治療薬がオレキシン薬投与に変わる日が来る。
・記憶力:デューク大ムラル・ドレイスワミ:10年前に甲状腺癌治療で浴びた放射線で記憶力を失った男が脳の訓練(長・短記憶の部位の連携強化)で以前とは異なる記憶回路を形成して記憶アスリートになった話、例:
・シャルル・ボネ症候群:高齢者が視疾患を患い視覚障害等が出たりするときに、欠落した画像の代りに場違いな画像情報が視覚野に補なわれることで生じてしまう幻覚
http://www.jiten.com/dicmi/docs/k12/17252s.htm