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- 作者: 網野善彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1997/04/21
- メディア: 新書
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「神賤」=桓武は鹿嶋社の 神賤=神の奴婢(俗の奴婢に非ず)を軍に配属。
「歌垣」、「夜刀の神」
神人(じにん)=寄人(よりうど):律令制身分は「神奴、神賤」、神社に隷属して領地田畠の耕作、調度品の製造、社域内の清掃などの雑役を務めた。平安時代になると神社に隷属した芸能者や手工業者までも「神人」となり、神社の保護を受けて座を作り、芸能活動、交易等特権を行使した。後者では、祇園社の綿座神人や、大山崎の離宮八幡宮に所属する油座神人、北野社の西の京麹座神人がある。