戦車:初期の履帯=キャタピラは直に壊れた。転輪にサスペンションが採用されるまで満足に走れたとは言えない。
光学式測遠器:
ジャイロと銃撃制御装置を連動させて走行中でも標的を捕捉し続けることが可能になった。
粘着榴弾:装甲を貫通すること無く、装甲内部に打撃を与える。
傾斜装甲:30度傾斜で装甲圧は2倍
17世紀の丸球を使っていた頃、弾より先に「木のフタ」詰めてガス圧を高めたのをヒントに1943年イギリス軍に所属していたベルギー人ラディスラウス・パールムッターはタングステンの細い貫通体を「装弾筒」で包み砲に収まるようにした砲弾を考案した。装弾筒は射撃後空気抵抗で剥げ落ちる。
成形炸薬弾:着弾起爆すると弾頭先のノズルから液状化した弾頭内の金属(銅など)が高速で射出されて(メタルジェット)装甲を穿孔、続く燃焼ガスの流入が車内・乗員に打撃を与える。
爆発反応装甲:マンフレート・ヘルトが1967年中東(6日)戦争終了後、戦車の残骸で「成形炸薬弾」の実験中に標的車内(砲塔)に積まれていた弾薬の爆発が成型炸薬弾の効果を「相殺」した「偶然」により発見された。成形炸薬弾に被弾したとき装甲自体(榴弾プレート)が起爆して「メタルジェット」を無効化する。
http://sus3041.web.infoseek.co.jp/contents/shell_var/heat.htm