動物達の社会学(#4)養子縁組:

2歳以下の幼児虐待をする父親は実子より他人の子を100倍虐待する。

ケニアのサンブル公園では「数頭のカモシカ」を育てる牝ライオンがいる。このライオンは「カムニヤク=祝福されし者」と呼ばれている。しかし、カモシカの世話するので実子を生むのを忘れている。←授乳させてる映像なし。

サウジアラビア・サラワト山脈?のマントヒヒではハーレムを作れない劣位の雄は幼児を誘拐して雄なら子分、雌なら未来の花嫁にしようとする。ここのマントヒヒは近所の野犬の群れから「子イヌ」を誘拐することがある。家族同様に育て上げ毛繕いもしたりする。イヌも家族を守る「番犬」として振舞う。

アカゲザルの子供のいない劣位のメスは他人の子を欲しがり、奪い捕ったりするが、母乳が出なかったりで育てることはできない。

ポーランドのミストラ河川のカモメは3個の卵を(少し間隔をおいて)産むため最後に孵ったヒナは兄・姉に餌を多く捕られるので生存が危ういことが多い。待遇が悪いと感じてか「末子ヒナ」は実の親兄弟を捨て、自ら「里親」を探して「養子縁組」を申し込み、受け入れられるとその家族の一員になる。カモメ世界にはよくあることらしい?

ポリネシア沖合のバンドウイルカの群れに「ハシナガイルカ」が混じっているのが確認された。何故一緒にいるのか解らないが「言語=クリック周波数」が違うので意思疎通は「身振り=ボディランゲージ」で行う。本来、このハシナガイルカは沿岸で棲息する筈だが、バンドウに合わせて沖合いで一緒に行動する。