日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫)

日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫)

日本の歴史をよみなおす (全):

片仮名は口述記録や神仏に関わる場合に多く使われていた。例えば裁判の記録。神に誓って無記名投票で犯人を指名する落書起請も片仮名で書かれている。
片仮名と神仏の関係は,片仮名が寺院での読経など漢文朗読の補助に使用されたことが背景にある。
「落書起請」=無記名投票による犯人指名に使われたりした。
神人は年貢の遅滞した百姓に対して取立ての役や犯罪者の住居、墓所(穢れた場)の破却に従事した。
歌垣、女捕り、辻捕り、尼僧院・比丘尼寺は娼婦館と同じ、源朝臣某、離縁状=三行半は夫の義務:妻に書いて渡さないと自分=亭主が再婚できない。「紙背文書」
234.35