ビスマルクは旧式複葉機ソードフィッシュのまぐれ当りの雷撃1本により舵が粉砕の上に操舵室が浸水、巡航不能中(旋回しか出来ない)のところを戦艦キング・ジョージV世およびロドネイ、重巡洋艦ノーフォークおよびドーセットシャー他巡洋艦3隻等が88分間で合計2876発の砲撃中約400発の命中弾とドーセットシャーの魚雷3本を受けても沈まず、乗組員の手で”自沈”した。
英国戦艦群は24キロ先から射撃を開始、距離を詰めながら3キロまで肉薄して36〜40センチ級の大口径砲は700程発射されたがビスマルクに与えた貫通被弾は僅かに4発(潜水探査機で確認)だった。これは船体横の装甲が強固なこともあるが、接近し過ぎた結果の水平射撃となった砲弾の大半が海で兆弾となり威力が失われた為である。

シーク教徒のアカリ(布施を頼りに寺院を渡り歩く槍騎兵)族の巻きつけた長髪とターバンはヘルメット代わりらしい。