(全文引用)「鉄血くだらな帝國 」
http://www.asahi-net.or.jp/~bh3h-smjy/zuiso/nikki/200501.htm
1月30日(日)
 ブッシュも馬鹿だしブッシュを選んだアメリカ国民も馬鹿だとさんざん言っているわけなのですが、ブッシュの「馬鹿」とブッシュ支持者の「馬鹿」は質が違うのです。ブッシュの場合は脳の働きが貧弱な人という意味の「馬鹿」なのですが、ブッシュ支持者は「おまえら、馬鹿なこと考えてんじゃねえよ」というほどの「馬鹿」なのです。
 まずアメリカ国民のおよそ三割が「私が生きているうちにキリストがふたたびこの世に現れる。てゆーか早く来い」と真面目に信じていることを忘れてはなりません。このいわゆるキリスト再臨派が、ブッシュ大統領の支持基盤の中核なわけです。このキリスト再臨派とかファンダメンタリストとか呼ばれている連中こそ、オウム真理教もビックリという過激派なのです。
 キリスト再臨と言ってもそう簡単にはいきません。「キリちゃんや〜い」「あいあ〜い」という具合に、ホイ来たドッコイと現れるわけではないのです。キリスト再臨に先立って最後の審判があることが必要です。そして最後の審判をおこなうためには、人類がぜんぶ死んでもう新たな人が生まれないことが必要なのです。なにしろ最後ですから。つまり順番としては、
1)人類絶滅。みんな死ぬ。
2)神による最後の審判が行われ、悪しき者は地獄に落とされる。
3)地上が天国となり、残された善き者は再臨したキリストとともに永遠の生命をもつ。
 という手続きが必要なわけです。まず前提として人類絶滅が必要なわけですね。
 というわけでキリスト再臨派が選んだのがブッシュです。馬鹿で喧嘩っ早いこの男を大統領にして、世界各地で暴れまわらせることにより、人類絶滅を招く世界最終戦争の勃発を期待しているわけです。ゴアやケリーではうまいこと紛争を仲裁して平和になってしまうからダメなのです。北朝鮮で、イラクで、アフガニスタンで、イスラエルで、元ユーゴスラビアで、馬鹿が世界最強の兵力をぶんぶん振り回すのを楽しみに見ているわけです。そのうち中国かロシアかインドかフランスが挑発に乗ってくれないかな。わくわく。そうすれば核戦争でピカドンなんだけどな。わくわく。早く人類絶滅しないかな。わくわく。さすれば最後の審判で、イスラム教徒や仏教徒ヒンズー教徒や共産主義者民主党員はみんな地獄行きだ。わくわく。オレたちは善き者だからキリストとともに永遠の生命だぜ。わくわく。という具合に、ボクもあなたも願ってる、祈る気持ちで待っているわけなのです。
 われわれはみんなこんなシナリオのとばっちりをくらって地獄なのです。とほほ。
↑(ビバ、根本主義者!最高だ言うことねーぜ)
シャレならドンナに心安らかなことか!