・生命の誕生・自然淘汰
カミツキガメの舌は疑似餌と化している。
ノハラツグミは自身の排泄物で(着地していたワタリガラス)地上標的を爆撃する。
トケイソウの1つパッションバインは捕食者の卵が葉に産み付いた擬態をする。
9割の植物は菌類と共生関係にある:植物はミネラル取得の援助を菌類から受ける代わりに糖分を菌類に供給している。
ウシツツキは寄生虫を食べるついでに皮膚を突いて吸血もしている。
兎粘液腫:

・生命の誕生・人間への進化
20万年前に咽頭が現在位置まで下がったので話せる様になる。
チンパンジーは「ナッツを割る」技術習得に6年を費やす。
74000年前のトバ噴火後、(生殖可能な?)生存者は「1000人」だった。情報を共有する努力を惜しまず、孤立化を避けて他者との協力に生存を賭けた集団がトバのボトルネックを生き残る。
将来、遺伝的にデザインされた人類が生まれると、現代人はチンパンジーの方を遺伝的近縁と感じる様になるかも知れない。


・生き物「治癒力」TOP10
10:扇鷲:香草で巣を作り虫除け。松脂のモノテルペンは気管支炎を和らげる効果。
9:クロキツネザル:ある種のヤスデは青酸ガスを放出する奴がいる。1日に一匹ヤスデを咬んで出てくる油分を身体に塗して虫(蚊)除けにする。過去、マラリア対策にキニーネとレモン風味のトニックが生まれた。
8:羊:体調に合せて(薬)草を食べ分ける。犬も柳(=サルチル酸)を噛んだりする。
7:コンゴウインコ:アルカロイド、タンニンを含む果実を食べるが、体重の10%程の「粘土」を食べて解毒する。→ペントナイト
6:アカポログス:餌にフェノールが含まれるが、ザンジバル島では「消炭」を食べて解毒することを覚えたので、他所の同種より繁殖力が高い。
5:ゾウ:出産近くになると、産道を緩和させる葉を30km歩いて食べに行く。この葉は地元のヒトも同じ目的で煎じて飲む。
4:チンパンジー:胃腸の為に30種類の薬草を使い分ける。この内の25種類はヒトも使う。→アスピリアの葉
3:熊:冬眠中には排尿しないでカルシウムを温存して骨に回すので冬眠から醒めた時に骨が脆くならない。寄生虫対策に草の茎を咬んでペースト状にして身体に塗す。
2:ワラビー:ワラビーの幼児は免疫が出来るまで100日かかるが、母乳にペニシリン比の100倍の抗生物質が含まれているので大丈夫。
1:アホロートル:足が千切れても、3ヶ月あれば再生する。