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SHIP OF ICE
・ジェフリー・パイク：ケンブリッジで結晶学を学んだ。１次大戦ではドイツに従軍記者として赴任中にスパイ容疑で逮捕され収容施設から脱走し帰国すると英雄になった。規則・カリキュラム不在の学校を設立したが、学校の運営費に当てる目的で始めた「錫」の先渡取引（世界の錫1/3を保持したと豪語したらしい？）で負債を抱え学校諸共財産を失った。連合国の兵器開発会議？のメンバーになったがアメリカ人に「資本主義の危険」を説いて精神科に強制入院させられた。
船体の材質を水に木材パルプを１割程度混入して凍らせる「パイクリート」からなる「氷山空母」を考案しイギリス政府（マウントバッテン卿）に売り込み、本気でチャーチルは採用した。１号機は「ハブコックII」・計画のみに終わった兵器
ハブコック開発当時、偶然と思われるがコミック誌の「スーパーマン」にはナチスの氷山空母が描かれている回がある。

・コヨーテ：始めはアメリカ中西部にしか居なかったが、狼が全滅すると天敵不在で増え始めた。やがて、自身が駆除対象となると食物連鎖を自由に行きかう彼らは、追われる毎に生育域を拡げて駆除前より３倍は増えてしまった。今は推定３００万匹で野犬と変わらない存在に、毎年農務省が３０万匹程駆除している。