「ローマのテクノロジー
コロッセオ:10万トンのセメント、300トンの鉄筋が使われた。
・セメント:ベスビオ山の火山灰(アルミ・酸化鉄・二酸化珪素)が含む二酸化珪素が石灰のカルシウムと化学反応して粘性強度が従来比(石灰のみ)の5から8倍に高まった。
・公衆トイレは公衆浴場に隣接させてあり浴場の排水を洗浄水に使った。トイレには男女の別は無く、仕切りも無い。用足し後はスポンジ=海綿を使ったが、それが「共用」だった可能性もある。
・局部麻酔を用いた外科手術は行われていた。手術用具のうち「開創器」は現代のそれに酷似する。しかし、カエサル帝王切開で生まれたとしたら母親の命は無い。
・1世紀には「吹きガラス」が発明され、建物の窓枠には「二重窓」の痕跡がある。
・盾は正目の向きを交互に張り合わせる合板でかつ、膨らませて「R」を持たせてある。
・槍=ピルムは穂先は硬いが「柄」が曲がりやすく、投擲後、敵に拾われ投げ返されるのも考慮されている。
・ローラーカ・ハマータ(15K)=チェインメイル>ローラーカ・セグメンタータ=プレートアーマー
オナガー:20kg弱の石を300m飛ばした投石器、石は見え難い様に黒く塗装した。1個軍に60台装備された。
バリスタ:強化クロスボウ、450m射出、発射速度185キロ
スコーピオン:クロスボウ、射程360mで仰角を取り安い構造。イギリスにはこれに直撃されたと思われる遺骨がある。