聖痕
・「ガラテヤ人への手紙」が由来
・ジュリア・キム:1980年聖痕が現れる。
アッシジのフランチェスコが最初だとされ、以来300人以上の報告がある。有名なのはテレーゼ・ノイマンで彼女は40年血を流し続けた。しかし、バチカンが20世紀までに認めたのは聖フランチェスコ唯1人。
・死んだら遺体から聖痕が消えていた聖人のピオ神父が、何故か2002年に聖痕とバチカン筋から認められた。
・「掌」が支えられる限界は体重40キロなので「手首」に釘を打ったとするピエール・バルベの説が流行ると「手首」に聖痕が出現し始める。
・十字架刑に使用された釘は「呪術的な力」を得たものと見なされ貴重品となった為、釘付きの十字架の発掘例はまず無いから、釘の位置が掌か手首かは不明である。
・最近になってローマ治世十字架刑にあったユダヤ人の遺骨が発掘された。それには足の「甲」では無く「踵(踝下?)」の横から「釘」が通されていた。どうやら足をクロスして正面から甲に刺したのではなくて、足を開いて支柱の両サイドから釘を通したのが真相かも知れない。踵が体重を支える場合なら手にかかる負荷は30キロにあるので掌に釘を刺しても可である。
・聖痕の場所は本人の意思による。
・善意の聖痕現象の多くは断食後に起こっておりセロトニンの減少後の昂揚した精神状態からの「自傷行為」。
水酸化ナトリウムなどありふれた薬品、剃刀などで恐ろしい程「容易」に実現できる。