潜水艦ハンレー号を探せ:
南軍の「ハンレー」がテストで石炭輸送船を沈めたのは浮遊水雷を船尾からワイヤーで引っ張って潜行推進してすれ違いざまにぶつける「曳航」式だったが、本番では船首に外装した「射出式水雷(射出方式不明?)」でこれはワイヤー付で射出された後にトリガのワイヤーを引っ張り起爆する方法で見事「ヒューザトニック」を撃沈。
今までイラストで見た姿から「外装竿掛け」の零距離特攻と誤解していました。

1) spar torpedo=外装水雷。長い棒の先に爆薬をつけて、小船で近づき、敵艦の水線下につっこんで爆破する。
2) towed torpedo=曳航水雷。船からケーブルで曳航して、うまく敵艦にぶつける。1)と2)は原始的な方式で、まもなくすたれていった。

パリの列車事故:季節変りのダイヤ変更に気づかず乗った電車が降車予定の駅に止まらずに通過しようとしたため、慌てた「シングルマザー」が緊急停止のレバーを引き降車した。このときの「非常ブレーキ」を解除しようとした乗務員がブレーキを作動させる給気管の「バルブ」を誤って閉め、オマケに服務規程違反の操作(空気を抜いて)で安全装置を解除して「停止不能」の状態で発車、パリ駅構内で停車中の電車に衝突した事件、この「乗務員」のみが過失致死で4年の刑。