ヘビに睨まれたカエル
ネズミはヘビに睨まれると固まって動かないので、古人はヘビが呪術(催眠術)を使うと信じた。
実はこの習性のおかげで今のネズミは生き残っている。
ヘビの目は動く物しか映らない、静止するとヘビの視界からは消えている。
カエルの目は更に情けなくて自分に近づいて来る物しか映らない、静止するか離れるかするとカエルには見えない。(*1)
犬は静止している物より動いている物の方がはっきりと見えている。狩猟には「動体視力」が欠かせないからだ。猫が車が向かってくるのに道路の中央で立ち止まってしまうのは自分より強力な「狩猟者」に対する行動の1形態で、これを極めたのが「ナマケモノ」なのだ!
(*1)1970年代の米国のレーダー開発関連の研究で解ったらしいが記憶が古いので当てにならない。



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